こんにちは、しろまるです。
実は私、4年ほど前に「ビジネスマネジャー検定試験®」に合格しました。
当時は昇進やキャリアアップを意識して受験したのですが、この資格ってまだあまり知られていないんですよね。
せっかくなので今回は、当時の体験談をふまえて
- ビジネスマネジャー検定とは?
- 難易度
- 勉強方法と勉強時間
- 受けてよかったこと
- どんな職業で役に立つか
をまとめてみたいと思います。これから受験を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ビジネスマネジャー検定とは?
「ビジネスマネジャー検定試験®」は、東京商工会議所が実施している民間資格です。
管理職やリーダー層に必要なマネジメント知識を、体系的に学べるのが大きな特徴。
主にカバーされているのは以下の3つの分野です。
- 人材マネジメント(部下の育成、労務管理、ハラスメント防止など)
- 業務マネジメント(業務改善、職場安全、法令遵守など)
- リスクマネジメント(メンタルヘルス、コンプライアンス、危機対応など)
普段の業務でなんとなく対応していることも、改めて体系的に整理できる内容になっています。
難易度は?
合格率はおおよそ 50〜60%前後といわれています。
国家資格ほど難関ではありませんが、範囲は広め。初めて学ぶ用語や法律に触れる人には、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
- 社会人経験がある人 → 実務で触れた内容が多いので比較的取りやすい
- 学生や新社会人 → 初めて学ぶ知識が多いので、テキスト学習+問題演習は必須
私自身は当時社会人5年目で役職を持った経験もあり、難易度的にはそこまで高いとは感じませんでした。
私が実際に取り組んだ勉強法と勉強時間

正直に言うと…
勉強時間は準備期間1ヶ月の中でたったの5時間ほどでした。
使ったのは公式テキストのみ。
- 公式テキストを1周ざっと読んで流れをつかむ
(本当にざっと読む程度。分厚いので細かく全部は読みませんでした) - 大事そうなキーワードだけ確認
- 問題集を解いて出題傾向を掴む
(私はテキストを読むより問題集を解くことばかりしてました)
これだけで合格できました。
(ということは、結構実践的な内容だということかなと思います。)
ただしこれは、普段の仕事で人材マネジメントや業務管理にある程度触れていたことが大きかったと思います。
もし実務経験がない方や初めて学ぶ方なら、テキストに加えて問題集をしっかり解くことをおすすめします。
受けてよかったこと
合格してよかったと感じたのは、以下の点です👇
- 自分のマネジメント知識を「資格」という形で証明できた
- 普段は曖昧にしていた法律やリスク管理の理解が整理できた
- 「資格を持っている」と言えることで自信につながった
4年経った今でも、業務でトラブル対応や部下の相談を受けるときに「あのとき学んだ内容だな」と思い出すことがあります。経験だけでなく、理論的な知識があると安心感が違いますね。
資格が役立つ職業は?
特に役立つのはこんな職種です👇
- 管理職・リーダー職(課長・係長・主任など)
- 人事・労務担当者
- 総務・管理部門のスタッフ
- チームをまとめるプロジェクトマネジャー
会社によっては昇進試験の加点対象になることもあるので、キャリアアップを目指す方にはおすすめの資格です。
まとめ
- 社会人経験がある人なら短時間の勉強でも合格は可能
- 内容は今でも管理職に必要な知識として十分通用する
- 管理職やリーダー職にとっては実務に直結する資格
今振り返っても、この資格を取ってよかったと思います。
特に「経験を知識として整理できたこと」が、自分の成長につながりました。
「これから管理職になる」「マネジメントを学んでみたい」という方は、ぜひ挑戦してみてください。
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