こんにちは!GWに金沢へ旅行に行ったので、花いろの聖地巡礼に行ってきました。
今回は湯涌温泉周辺の聖地巡礼スポットについてのまとめです。
金沢駅から車で回る方法ですが、順路通りに記載しているので、ぜひ参考にしてみてください!(駐車場も記載あり)
『花咲くいろは』とは?
2011年に放送されたアニメ『花咲くいろは』は、P.A.WORKSが制作した10周年記念作品です。
東京から石川県にやってきた女子高生・松前緒花が、祖母が経営する旅館「喜翆荘」で仲居見習いとして働きながら成長していく物語です。
作中に登場する架空の「湯乃鷺温泉」のモデルとなったのが、この湯涌温泉なのです。
湯涌温泉とは
金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌温泉は、『花咲くいろは』の舞台モデルとなった風情ある温泉地です。
金沢駅から湯涌温泉までは車で約30分ほどで、気軽に行くことができます。
藩政時代には歴代の加賀藩主も湯治湯として通った歴史ある温泉で、大正時代には画家の竹久夢二が恋人と過ごした「ロマンの湯町」としても知られています。
アニメ放送後、湯涌温泉は多くのファンが訪れる聖地となり、さらには作中に登場した架空の「ぼんぼり祭り」が現実の世界に逆輸入され、毎年秋に開催されるようになりました。
今では地元住民にも親しまれる恒例行事となっています。
聖地巡礼スポット
1. 湯涌温泉いろは館



『花咲くいろは』ファン必見の施設が「湯涌温泉いろは館」です。
湯涌温泉観光協会に隣接する形で2013年3月8日にオープンした施設で、アニメファンの交流の場として設けられました。
館内には等身大キャラクターパネルやポスター、脚本、ぼんぼり祭りの関連グッズなど、『花咲くいろは』に関する展示物が豊富に揃っています。
聖地巡礼ノートも置かれており、ファン同士の交流の場としても機能しています。
隣の湯涌温泉観光協会ではグッズ販売もされていました。記念にのぞみ札を購入。
この後紹介する湯涌稲荷神社に願い事を書いて掛けることができますよ。
【所在地】 〒920-1124 石川県金沢市湯涌田子島町ニ30(湯涌温泉観光協会内)
【開館時間】 9:00~17:00
【定休日】 毎週火曜日(祝日の場合は開館の場合あり)
【入場料】 無料
【駐車場】 有(無料)
2. 福神橋


ここからは、湯涌温泉 観光無料駐車場に車を停めて散策します。
福神橋は、アニメのオープニングやキャラクターが通学するシーンでたびたび登場する橋です。
主人公の緒花が幼馴染の種村孝一と再会する場所としても印象的なスポット。
橋の横には足湯もありましたが、訪れた時はたまたまなのか?閉まっていました。
【所在地】 〒920-1124 石川県金沢市湯涌田子島町ホ17
【駐車場】 湯涌温泉 観光無料駐車場に停めて歩いて行けます
3. 百楽荘 彩心

喜翆荘のライバル旅館「福屋」のモデルとなった旅館です。
当初福屋のモデルは秀峰閣という旅館でしたが、閉館後はその建物をそのまま利用している百楽荘 彩心がその役割を継承しています。
外観はアニメに登場する福屋とそっくりです。いつか泊まってみたいですね。
【所在地】 〒920-1124 石川県金沢市湯涌田子島町ホ17
【駐車場】 湯涌温泉 観光無料駐車場に停めて歩いて行けます
4. 湯涌郵便局

作品の背景に何度も登場する場所で、緒花が喜翆荘の板場雑用係・鶴来民子と歩いていたシーンでもお馴染みです。
周辺の景色もアニメとよく似ており、歩いているだけでアニメの世界に入り込んだような気分が味わえます。
【所在地】 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ21−4
【駐車場】 湯涌温泉 観光無料駐車場に停めて歩いて行けます
5. 白雲楼ホテル跡地(湯涌散策園)


『花咲くいろは』の物語の中心となる旅館「喜翆荘」のモデルとなったのが、かつて湯涌温泉に存在した「白雲楼ホテル」です。
このホテルは1932年(昭和7年)に開業した豪華な温泉ホテルで、70室の客室を持ち、かつては「東洋一」とも称された格式高い施設でした。
戦後はGHQに接収され保養施設として使用されたほか、昭和天皇・皇后両陛下や吉田茂元首相など多くの著名人が訪れた由緒ある宿でした。
しかし、経営難により1998年に営業を終了し、2006年に解体されてしまいました。
現在は「湯涌散策園」という公園として整備され、白雲楼ホテルの面影を偲ぶことができます。
広大な敷地には屋根付きの休憩所やベンチが設置され、休憩所には往時の白雲楼ホテルの写真が展示されています。
また、公園からは湯涌温泉街を一望できる素晴らしい眺望も楽しめます。
建物は残っていませんが、この地に立つことで、豪華な喜翆荘の面影を感じられました。
【所在地】 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ173−1
【駐車場】 有(無料)
6. 金沢湯涌夢二館

竹久夢二の記念館で、施設前の広場はアニメ内で湯乃鷺温泉に訪れた観光客で賑わうシーンの舞台となりました。
メインの階段を上ると湯涌稲荷神社に到着します。
階段途中には無料の足湯もあり、疲れた足を癒すことができます。(こちらはやってました!)
【所在地】 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ144
【駐車場】 湯涌温泉 観光無料駐車場に停めて歩いて行けます。
この後紹介する白鷺の湯の目の前ですので、温泉に入る方はちらっと見ることもできますよ。
7. 湯涌稲荷神社


ぼんぼり祭りの会場として登場した神社です。
アニメ内でも重要な場所で、緒花が母親と再会するシーンの舞台ともなりました。
実際のぼんぼり祭りもここで開催されているようです。作中に登場した「のぞみ札」を掛けることもできます。
ゆわく温泉案内所で購入したのぞみ札を持って訪れましょう。
【所在地】 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ145
【駐車場】 湯涌温泉 観光無料駐車場に停めて歩いて行けます
8. 玉泉湖


ぼんぼり祭りでお焚き上げが行われる湖です。
湖の一番奥の方に、エンディングで出てくる橋があります。
湖の周りには約15分で一周できる遊歩道があり、季節によって様々な自然を楽しむことができます。
ホタルの時期に訪れるのもおすすめです。
【所在地】 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ145
【駐車場】 湯涌温泉 観光無料駐車場に停めて歩いて行けます。
湯涌温泉を楽しむ
日帰り入浴


温泉街の中心に位置する「総湯・白鷺の湯」では、なめらかな湯涌温泉の湯を堪能することができます。
中に入ると、花咲くいろはの自販機がありました。地元の人で賑わっていて、温泉もとっても良かったです。
湯涌温泉は養老二年(718年)に農夫が泉に浸かる白鷺を見て発見したと伝えられています。
湯乃鷺(ゆのさぎ)の由来はここからきているんですかね?
【所在地】 石川県金沢市湯涌町イ139-2
【営業時間】 7:00~22:00(受付は21:30まで)
【休業日】 第3木曜日
【料金】 大人(中学生以上)490円、中人(小学生)130円、小人(乳幼児)50円
ぼんぼり祭り
アニメから現実に逆輸入されたこのお祭りは、毎年10月中旬頃に開催されます。
約300基のぼんぼりが温泉街を彩り、幻想的な光景を生み出します。
祭りのハイライトは湯涌稲荷神社で行われる「神迎えの儀」と玉泉湖での「神送りの儀」、そして「のぞみ札」のお焚き上げです。
祭り当日は「入場パス」が必要になるようですが、7月に行われる『点灯式』から祭りの終了までは温泉街にぼんぼりが設置されているので、夕方から夜にかけて幻想的な雰囲気を楽しむことができるようです。
私はまだ行ったことがないので、いつかぼんぼり祭りの時期に訪れてみたいですね。
まとめ
『花咲くいろは』の聖地、湯涌温泉は、アニメファンはもちろん、そうでない方も楽しめる魅力たっぷりの温泉街でした。
豊かな自然に囲まれた温泉でゆっくりと癒やされながら、アニメの世界観を体感できる特別な旅をぜひ皆さんも楽しんでみてください。
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