はじめに(私の体験談)
こんにちは。しろまるです。
私は以前、一般企業で正社員として働いていましたが、残業が月100時間近くに達することもあり、体力的にも精神的にも限界を感じて退職しました。
退職後すぐに妊娠が分かり、産休や育休といった制度も使えないフリーランスの立場に…
「生活のために収入は必要。でも会社員には戻りたくない。」
そんな思いから、在宅ワークを始めました。
実績ゼロの状態からスタートしましたが、授乳の合間や子どものお昼寝中に少しずつ仕事を積み重ね、初めて100円を稼げたときは本当に嬉しかったのを覚えています。
そして今では、子育ての傍ら月10万円は安定して収入を得られるようになりました。
この記事では、私の経験と調査をもとに「未経験でも稼げる在宅ワーク術」をご紹介します。
在宅ワークの魅力
在宅ワークの一番の魅力は「生活リズムに合わせて働けること」です。
- 子どものお昼寝中に30分作業
- 授乳の合間にタスクを1件だけ進める
- 夜寝かしつけた後に1時間集中
私は実際に、赤ちゃんが3時間ごとに起きる授乳サイクルの合間で作業を進めています。
まとまった時間がなくても「積み重ねれば収入になる」点は、育児中の大きな安心感につながります。
在宅ワークを始めるステップ

未経験から始める場合、流れを知っておくと安心です。
- 得意・苦手を整理する
→「文章を書くのは好き」「パソコン作業は苦手」など。 - 目標設定・働き方の希望を考える
→「スキマ時間で細かく稼ぎたい」「将来的には独立したい」など。 - クラウドソーシングやアンケートに登録
→ 無料で始められるサービスが多いです。 - 最初は小さな案件から挑戦
→「まず1円を稼ぐ」を目標に。 - 実績を積んでステップアップ
→ 単価の高い案件や長期契約へつなげていきます。
未経験から始める場合、具体的な手順を知っておくと安心です。私自身が実際に辿った道のりを元に、より詳しいステップをご紹介します。
ステップ1:得意・苦手を整理する(所要時間:1〜2時間)
まず、紙とペンを用意して以下の質問に答えてみてください。
スキルの棚卸し
- パソコンで何ができる?(Word、Excel、PowerPoint、画像編集など)
- 人から褒められることは?(文章が分かりやすい、説明が上手、整理整頓が得意など)
- 過去の仕事や経験で身についたことは?(接客経験、事務処理、企画力など)
- 趣味や特技は?(料理、手芸、読書、SNS運用など)
作業環境の確認
- 1日のうち、どの時間帯に作業できそう?
- まとまった時間は取れる?それとも細切れ時間のみ?
- パソコンはある?スマホのみ?
- 静かな環境は確保できる?(電話対応が必要な仕事の場合)
私の場合、「文章を書くのは好きだけど、デザインは苦手」「まとまった時間は取れないけど、15分×数回なら確保できる」という結果でした。これが後の仕事選びの基準になりました。
ステップ2:目標設定・働き方の希望を考える(所要時間:30分)
短期目標(1〜3ヶ月)
- まずは月1,000円を稼ぐ
- 実績を5件作る
- クライアントから良い評価を3件もらう
中期目標(3〜6ヶ月)
- 月1万円を安定して稼ぐ
- 得意分野を見つけて専門性を高める
- リピートクライアントを1社獲得する
長期目標(1年後)
- 月3〜5万円の収入を得る
- 専門分野で単価アップを実現する
- 在宅ワークを本業にするか副業として続けるか決める
目標は「少し頑張れば届きそう」なレベルに設定するのがコツです。私は最初「月100円」から始めて、徐々に目標を上げていきました。
ステップ3:クラウドソーシングやアンケートに登録(所要時間:各30分程度)
ポイントは、プロフィール作成で差をつける
- プロフィール写真
- 顔出しNGなら、イラストアイコンやフリー素材でもOK
- ただし「人物感」が伝わるものを選ぶ(風景写真は避ける)
- 自己紹介文の型
【冒頭】簡潔な挨拶と立場の説明
【経歴】過去の経験や資格(なくても主婦歴○年など書ける)
【得意分野】具体的に3つほど
【稼働時間】週に何時間程度作業できるか
【意気込み】丁寧な仕事を心がける旨を記載
- 実績がない場合の書き方例
「子育て中の主婦で、育児や家事の経験を活かした記事執筆が得意です。
特に時短料理、節約術、子育ての悩み解決などのテーマには
実体験を交えた記事が書けます。
レスポンスは24時間以内、丁寧な仕事を心がけています。」
クラウドソーシングは、複数サービスへの登録がおすすめです。理由は、
- 案件の種類や単価が異なる
- 自分に合うプラットフォームが見つかる
- リスク分散になる(1つのサイトに依存しない)
私は最初、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラの3つに登録し、それぞれで月1件ずつ受注することから始めました。
ステップ4:最初は小さな案件から挑戦(1〜2週間)
初案件獲得への具体的アプローチは以下です。最初はタスク案件から始めるのがおすすめです。
タスク案件から始める理由
- 提案不要ですぐに作業開始できる
- 5〜10分で完了する案件が多い
- 失敗してもダメージが少ない
- プラットフォームの使い方に慣れる
初心者が通りやすい提案文のテンプレート
【案件名】への提案
はじめまして、○○と申します。
この度は案件を拝見し、ぜひお手伝いさせていただきたくご連絡しました。
■私ができること
・[案件に関連する経験やスキル]
・[なぜこの案件に興味を持ったか]
■対応可能な作業時間
平日:○時間/日
土日:○時間/日
※24時間以内の返信を心がけています
■納期について
ご指定の○月○日より、○日早い△月△日までに納品可能です。
初心者ですが、責任を持って丁寧に作業させていただきます。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
提案が通らない時のチェックリスト
- 提案文は案件ごとにカスタマイズしているか
- 納期に余裕を持たせているか
- プロフィールは充実しているか
- 応募条件を満たしているか
- 単価が相場より極端に高い案件ばかり狙っていないか
ステップ5:実績を積んでステップアップ(3ヶ月〜)
実績の見せ方のコツをご紹介します。
- 最初の5件は評価重視
- 単価より「良い評価をもらうこと」を優先
- 納期より早めに納品
- 修正依頼には即対応
- ポートフォリオの作り方
- 守秘義務に反しない範囲で実績を公開
- 「○○系の記事執筆実績:10件以上」など数字で示す
- クライアントの許可を得てURLを掲載
- 専門分野の作り方
例)主婦向けライターとして専門性を高める場合
- 料理・レシピ記事 → 時短料理専門
- 子育て記事 → ワンオペ育児の工夫専門
- 節約記事 → 食費節約テクニック専門
単価アップの交渉タイミング
- 同じクライアントから5回以上リピート受注した時
- 3ヶ月以上継続して仕事をしている時
- 他で高単価案件を受注できるようになった時
私の場合、文字単価0.3円からスタートし、3ヶ月後に0.5円、半年後に1円、1年後には2円の案件も受注できるようになりました。焦らず着実にステップアップすることが大切です。
つまずいた時の対処法
モチベーションが下がった時
- 目標を細分化する(月1万円→週2,500円→1日350円)
- 同じ境遇の仲間を見つける(SNSのコミュニティなど)
- 稼いだお金の使い道を決めておく
時間が取れなくなった時
- 最低限のノルマを決める(1日1タスクだけでもOK)
- スマホでできる案件に切り替える
- 一時的に休んでも、アカウントは残しておく
このように段階的に進めることで、未経験からでも着実に在宅ワークで収入を得られるようになります。最初の一歩は小さくても、継続することで必ず成果につながりますよ。
未経験でも「1円」を稼げる在宅ワーク5選
1. クラウドソーシングのタスク案件
登録してすぐに取り組める短時間案件です。
アンケート、体験談、商品レビュー、データ入力など、初心者でも始めやすいものが多いです。
- クラウドワークス:国内最大級。幅広い案件があり初心者歓迎が豊富
- ランサーズ:タスク案件から本格的な案件まで。私もここからスタートしました
- シュフティ:主婦向け案件多数。短時間のデータ入力や在宅コール案件もあり
2. スキルマーケットで「得意」を売る
ちょっとした特技や得意を商品化できます。
- ココナラ:SNSアイコン作成、文章添削、買い物リスト作成など“プチサービス”で出品可能
「料理が得意」「節約術に詳しい」など、日常の知識も立派なスキルになります。
3. ライティング特化サービス
文章を書くのが好きな方におすすめです。テーマに沿って記事を書くことで収入になります。
- エディトル:ライター専門のエージェントサービス。安定した報酬を受けることができる
- Shinobiライティング:書きたいテーマの案件に応募して執筆。短めの記事案件もあり、初心者向け
4. アンケートモニター
スマホでスキマ時間にコツコツできるのが魅力です。
- マクロミル:アンケート回答でポイント獲得、ギフト券や現金に交換可能
- 楽天インサイト:楽天ポイントに交換できる
- Toluna:世界規模の調査コミュニティ、日本語案件もあり
5. noteの有料記事
自分の経験談やノウハウを記事にして販売できます。
無料部分で読者の信頼を得て、深掘り部分を有料にするのがおすすめです。
目的別おすすめ早見表
「どの在宅ワークから始めればいいかわからない…」という方のために、目的別にまとめました。
目的 | おすすめ在宅ワーク | 理由 |
---|---|---|
スキマ時間に数百円から稼ぎたい | アンケートモニター | スマホで完結。移動中や授乳の合間でも可能 |
実績を積んで将来は在宅フリーランスに | クラウドワークス・ランサーズ | タスクからライティングやデザイン案件まで挑戦できる |
自分の得意や趣味を活かしたい | ココナラ | 料理・育児・占いなど「日常スキル」を商品化できる |
文章を書くのが好き | エディトル・Shinobiライティング | 案件が豊富で練習しながら収入になる |
自分の経験を発信して収益化したい | note有料記事 | 体験談やノウハウを資産的に稼げるコンテンツ化 |
実例:私が最初に受けた案件

在宅ワークを始めたばかりの頃、私がランサーズで最初に受けたのは「商品の口コミレビュー」の案件でした。
- 案件内容:日用品を使った感想を300文字程度で書く
- 報酬:1件あたり100円(文字単価0.3円ほど)
- 所要時間:約20分
- 提案文:「育児中の主婦なので、生活用品や子育て用品のレビューは得意です」と正直に書きました
最初は金額が小さくても、「実績が1件ついた」という安心感が大きな一歩でした。
この実績をプロフィールに載せることで、次の案件の提案が通りやすくなりました。
つまずき回避チェック(初心者の落とし穴)
- 最初から高収入を狙う
→ いきなり高単価案件は通りません。まずは1円を稼ぐ実績作りを優先。 - プロフィールがスカスカ
→ 経験がなくても「子育て中の主婦」「文章を書くのが好き」など人柄が伝わる内容を入れましょう。 - 提案文を定型文にしてしまう
→ 案件ごとに「自分ができること」を具体的に書くのが大切。 - 納期を守れない
→ 小さな案件から挑戦し、自分の作業ペースを把握してから大きな案件へ。 - 詐欺的な案件に応募してしまう
→ 「高額教材を買わせる」「登録料を取る」案件は危険。大手サイトを利用すれば安心ですが、
内容をよく読み、少しでも怪しいと思ったら避けましょう。
1日の在宅ワークスケジュール例(育児中)
- 08:00 授乳後にクラウドワークスでタスク1件
- 11:00 子どもがお昼寝中にアンケート5件
- 14:30 授乳後にココナラの修正対応
- 21:00 寝かしつけ後にライティング案件を1時間
「1日3つ、小さな進捗を積むこと」を意識すると無理なく続けられます。
まとめ
- 在宅ワークは未経験からでも始められる
- 主婦・育児中でもスキマ時間を活用して続けられる
- 最初はクラウドソーシングやアンケートで「1円」を作ることから
- 実績を積めば、単価や仕事の幅が広がる
- 落とし穴に気をつければ、在宅ワークは長く続けられる
私自身、「会社員には戻りたくない」と思って始めた在宅ワークでしたが、今では育児と両立しながら自分らしく働けています。
これから在宅ワークを始めたい方は、まずは小さな案件に挑戦してみてくださいね。
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